“蒸らし炭酸マスク”
くりーむ美容液 ミネラル炭酸せっけん
“蒸らし炭酸マスク”

炭酸美容とは?

ここ数年で、美容に関心の高い女性たちの間で大きな話題となっている”炭酸美容”。その美容への実感値の高さは有名モデルやタレントの間でも注目されており、炭酸美容への熱はますます高まるばかり。今一番ホットな美容法の1つと言えます。そんな話題の”炭酸美容”ですが、そのようなメカニズムで美容に良いとされているのか、なぜこれほどまでに注目をあびているのか、詳しく理解されている方は意外と少ないかもしれません。ここでは、「炭酸美容とは何か」をご説明いたします。

1.炭酸美容のメカニズム

炭酸水と言えば、サイダーやラムネなど、飲料水などで多くの方にもなじみのあるものです。炭酸水は、水の中に炭酸ガス(=二酸化炭素CO2)が溶け込んだもの。「炭酸水=シュワシュワの泡」というイメージを持たれている方が多いようですが、実はこれは誤解。美容に効果をもたらす意味での“炭酸”は、水などに溶け込んで目には見えません。逆に目に見える泡は溶けきれずに余った炭酸ガスなのです。炭酸ガスの体への働きは、ヨーロッパでは中世から医学療法として研究・開発されてきました。その最大の効能は「血流の促進効果」にあります。

血流の促進効果の図

炭酸ガスに触れることによって血流の良くなった肌には、美容の面でさまざまなメリットが生まれます。

肌自体が活性化し、本来の力を引き出される。肌本来の保湿力が高まる。結構促進による肌のターンオーバー改善。血流促進によりくすみが改善、ワントーン明るい肌に

2.肌に優しい炭酸美容

これまで解説したように、とても優秀な“炭酸美容”ですが、これほどまでに多くの方の注目を浴びている理由がもう一つあります。

肌に優しい炭酸美容の図

それが「肌への優しさ」です。自分の肌に合ったスキンケア商品と出会うための終わりのない
旅は、女性の宿命ともいえるでしょう。これまでにも「ヒアルロン酸」や「コエンザイムQ10」など、多くの美容成分が登場してきました。
それぞれに美容効果がある一方で、自分の肌に合わずに使うことができなかった経験はほとんどの女性が経験していることだと思います。そんな中で“炭酸”は、ほとんど肌を選びません。これまでの美容成分が、薬効的な働きで美容効果をもたらすのに対して、“炭酸”の美容効果は血流促進によって「肌本来の力を引き出す」ことにあるからです。

温泉や炭酸風呂に入浴して肌が荒れてしまうような人はほとんどいないのと同じです。「炭酸」が肌に触れると、炭酸濃度が高いほどピリピリとした刺激を感じるはずです。でも心配することはありません。これは先ほどの炭酸美容のメカニズムによるもので、洗い流せば刺激は気にならなくなります。「炭酸」が原因で肌がダメージを受けるようなことはまず考えられないでしょう。

非常に高い美容効果がありながら、肌に優しい。

これが炭酸美容が今注目されるもう一つの理由なのです。

3.炭酸美容の歴史

炭酸美容の歴史は、中世ヨーロッパにまでさかのぼります。地理的な要因からドイツやイタリアなどでは、炭酸泉が多く存在し、昔から医学療法として研究・発展してきました。医療分野での研究が進められる中、その美容効果にも注目されるようになり、中世の貴族の女性たちは美肌の湯を求めて「炭酸泉」を訪れたといいます。中でも有名なのが、ドイツのバート・ナウハイム。バート・ナウハイムの中心には炭酸ガスを含んだ微温の鉱泉が湧き出ています。

その後も湯治客はどんどん増え、温泉施設も整備され、19世紀の終わりには近隣諸国の王侯貴族も訪れるクア(療養)の街へと成長していきます。この街には、ドイツの最後の皇帝・ウィルヘルム二世、ロシア皇帝のニコライ、オーストリア皇女で絶世の美女として名をはせたマルガレーテ、詩人のゲーテなどがたびたび療養に訪れ、今でもマルガレーテ専用だった金色のモザイクタイルの浴室は残されています。